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【元請名】 山平建設株式会社 【型枠数量】
7,000
u 【現場名】 湖西市内某保育園 【構
造】 RC造2F 【工 期】
2012年2月 〜 2013年3月
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今月紹介する現場は湖西市内 で施工中の某保育園です。 今回は梁架けの様子を紹介し ていきます。
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この写真は1Fの天井の梁を 地組みしているところです。
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地組みした梁型枠はレッカー で吊り上げて運びます。
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柱の型枠には梁を架けられる 欠込みが設けてあるのでそこ に合わせて架けていきます。
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型枠設置位置の調整、梁下へ のサポート取り付けをして梁型 枠のセットが完了します。
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梁架け中の全景です。柱の型 枠に梁を架ける場所が作られ ているのが分かりますね。
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1Fの型枠にコンクリートを打 設し、2Fの床スラブが出来上 がりました。
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こちらの写真はパラペット部分 なのですが、側面が斜めに作 られている珍しい形状です。
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こちらは化粧型枠(モールドス ター)というものを使用した箇所 で、簡単に説明すると打設する コンクリートに模様を付けられ る型枠です。
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こうしたものを利用して外壁に 模様を付ける事が出来るのは 型枠を利用してコンクリートを 成型する型枠工事ならではの 事ですね!
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【元請名】 鹿島建設株式会社 【型枠数量】
30,000
u 【現場名】 掛川市内電子部品工場 【構
造】 S造2F 柱のみSRC造 【工 期】
2011年12月 〜 2012年12月末
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今回の現場は大規模な造 の工場建築で、広さ120m ×150m程有ります左の写 真は現在の現場の様子で、 鉄骨もすでに組まれてい ます。
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通常の鉄骨造であればこの後スラブと立上りの型枠工事を残すのみなのですが、、、
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今回の現場では柱をSRC造で造る為、スラブが打たれた現在も型枠工事が続いています。
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SRC造の柱は高さが1Fで8メートル2Fで4メートル、合計で12メートルある為、1Fの型枠を2段に分けて施工しています。
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写真は下半分の型枠で、ここにコンクリートを打設し、養生後上段の型枠を施工します。
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下段の型枠が取れて上段の型枠の施工が済むと、この様な状態になります。
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柱はSRC造で、梁はS造。なかなかお目にかかる事が出来ない構造ですね。
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【元請名】 須山建設株式会社 【型枠数量】
9,340
u 【現場名】 中区幸マンション 【構
造】 RC造6F 【工 期】 2012年 2月 〜 2012年11月末
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今回紹介する現場は、RC造6階建ての集合住宅です。 今回の現場ではペコビームというものを使用して床スラブの型枠を組み上げています。
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この現場で使用されているペコビームとは、型枠工事で使用される金属製のスラブ材料です。
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ある程度長さを調節することができ、梁の型枠と型枠の間に架けて使用します。
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このペコビームを使用する利点は、下部に支保工を設置する必要がないので、部屋の中がサポートだらけにならない事です。
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スラブ下部にスペースが有るので、仕上げの材料等を先行して現場に入れることができ、スペースの有効活用が可能です。
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その他、この現場では手摺の型枠に大盤型枠を使用しており、各階で転用して施工しています。
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先月紹介している物とは大きさこそ違いますが、同じ技術のものです。
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こちらは大盤型枠を使用した手摺の脱枠した後の写真です。 ベニヤのズレも無く綺麗な仕上がりになっています。
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脱枠後はサンダー等を使用して躯体表面を綺麗にしていきます。
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ちなみに上の写真で黄色い線が見えていますが、これは高所作業時に安全帯を使用するための物です。
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7月には安全週間もあり、6月はその準備期間になっています。 期間中だからという訳ではありませんが、労働災害の発生防止をしっかりとして安全な作業を心掛けていきたいですね!
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今回紹介する現場は、
1Fの階高が6メートル以
上ある4F建ての倉庫です。
この現場では大盤型枠と
呼ばれる工法で施工が行
われています。
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【元請名】 鹿島建設株式会社 【型枠数量】
16.000u 【現場名】 焼津市内製薬会社 【構 造】 RC造4F 一部鉄骨 【工
期】 2011年 12月 〜 2013年 3月
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大盤型枠とは、その名の通りに大きな型枠を使用した工法です。 今回の建物は普通の建物より階高が高い為こうした工法が選ばれました。
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通常、壁面の施工は足場を組んだ上で型枠を施工していきますが、材料の上げ下げは重労働である上、転落のリスク等も発生してしまいます。
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今回の現場は平面的な広さに余裕がある為、外壁面の型枠を地面の上で組んでから建て込んでいく方法を取っており、この時にパイプや金具の取り付けまで行われます。
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平面上で型枠を組む利点は何点かあります。
一つ目は『安全面』です。 右の写真を見ても分かるように、足場へ登る事無く組立てができる為、 上下作業等の危険要因を減らす事が出来ます。
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二つ目は『施工精度の良さ』です。 平らな面で組み立てている為ベニヤの接合が綺麗にでき、ベニヤ目地のズレが無く施工精度の高いものを作ることができます。
三つ目は『施工スピードの早さ』です。 今回の施工では、高さ6メートルx180メートル分の壁が約5日間で組み上がりました。 この速さで施工できる要因の一つには、重い材料を担いで上下の移動をすることなく平面的な移動のみで組み立てられるので、職人さんがバテにくい等の理由があります。
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組み上げられた大盤型枠は、クローラークレーンという巨大なクレーンで吊り上げられ、壁面の位置まで運ばれていきます。
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吊り上げられた状態で周りにいる職人さんと比べると、その大きさがよくわかりますね・・・ 職人さんによると、この作業の時が一番緊張するそうです。
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この写真は、吊り上げられた大盤型枠を設置しているところです。 現在、設置位置の調整中です・・・
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これらの大盤型枠はコンクリート打設後に養生期間を取ってから脱枠され、その場でそのまま上にずり上げて上階の同じ面の壁に転用されていきます。
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大盤型枠を使用出来る箇所は、建物の外側の面のみなので、建物の内側には別の素材が用いられています。 右の写真は1階内部の壁面を撮影した物で、柱の表面と壁の表面の色が違って見えています。 この色の違いは、型枠兼用の断熱材を使用している為見られるもので、下の写真では、コンクリートと断熱材の境目が写されています。
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型枠工事の現場ではそれぞれの現場状況によってその現場に適した施工方法が有ります。 より良い工法を模索して、より良い施工をしていくのはこの仕事の醍醐味と言えますね!
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今回紹介する現場では 少々変わった工法で施工 されています。 左の写真は『S造』の現場 なのですが、通常の工法 と異なる部分が有ります。 お分かりいただけるでしょ うか?
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【元請名】 静岡県牧之原市某工場 【型枠数量】
1,400u 【現場名】 静岡県牧之原市
【構 造】 S造平屋建て 【工
期】 2012年 3月 〜 2012年 6月末
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上の写真は現場の中から撮影したもので、かなりの敷地面積が有ります。
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型枠に係わっている人 から見ると違和感を感じ るかと思いますが、順番 を間違えたという訳では ありませんよ?
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通常は鉄骨を建てた後 柱に沿って型枠を組んで いきますが、今回は型枠 を先行して施工していま す。
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これにより型枠施工の 簡略化が可能になり、工 期の短縮になる上、鉄骨 柱に合わせて型枠を小さ くカットする必要もなく、材 料の節約にもなります。
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上の写真は型枠が外 されて鉄骨の柱が建っ た状態です。
この後柱 のベースはコンクリート で埋められます。
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こちらは柱と腰壁のあ たる個所です。
S造の場 合は壁と柱が一体化して いると柱が揺れた時に壁 が崩れてしまうので、こう した工法がとられます。
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鉄骨の柱と梁が組み上 げられ、構造体はいよい よ完成間近です!
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この物件は、建物の型 枠数量が約8万uもある 大きな現場です。
現場では工期短縮の為、 通常の梁型枠の他、セコ フォームも使用しています。
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【元請名】 木内建設株式会社 【型枠数量】 約8万u 【現場名】 静岡市内某ホテル
【構 造】 RC造6F 【工
期】 2011年 4月 〜 2012年 8月
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通常の梁型枠です。セパレーターやPコン、フォームタイ等を使用し組んでいます。
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セコフォームを使用した箇所です。 こちらは通常使用する金物類を使用せずに組むことができ、梁と一体化するため、解体の手間もかかりません。
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全体を見るとあまりのスケールに建物というより巨大な船のように見えますね・・・
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この現場には足場が4段入ってしまうほどの吹き抜け空間があります。
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現場内にある階段とスロープです。かなり広々とした創りになっています。
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反対側から撮影した一枚。 大きすぎて画面に入りきりませんでした・・・
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この工事現場からは富士山と 駿河湾を一望することができ ます。
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現場の主な職長達
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【浩建】 石田 浩平
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【上村工務店】 上村 大祐
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【虚ト山建設】 堤 勇馬
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